夏の花 1

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舞鶴草。季語 夏。
白い可憐な花である。葉の形がめずらしく、群生していると茎から花が首で鶴が群れ飛んでいると 連想しての名前。

鐘響く夕べの寺やまひづる草
大手毬(おおでまり)手毬花、花てまり。スイカズラ科。季語 夏
初夏の花。春の小手毬はバラ科である。
夕日に少し色づいているが純白の花である。 寺家(じげ)ふるさと村にて。

過疎村や日にまみれゐる花てまり
鈴蘭、君影草。季語 夏。 吾が庭にある。妻と東北大震災の跡を旅したが、湖部に清らかに咲く鈴蘭が鎮魂に思えた。

すずらんに湖風届く昼餉時
14年伊吹嶺遠峰集収載
鳴子百合。季語 夏。
宝鐸草にすごく似ている。鳴子百合の方が若干咲くのが遅いようだ。ともにユリ科。
ゆうな。沖縄県では一年中咲くようだ。同種のはまごう(はまぼう)は夏の季語。石垣島にて

花ゆうな渚に蟹の穴幾つ
メドーセイジ。晩夏〜仲秋にかけ咲いている。サルビアの仲間だそうだ。
色や葉の形など少しずつ違うものが多い。青い物は、もし句とする場合は、すべてブルーサルビアと して良いかも知れない。
紅花サルビア 季語(サルビアとして) 夏。
俳句で季語として扱われているのは赤いサルビアである。サルビア(セージ)は種類が多く、ネットでも見切れない。
色も豊富だ。
ブルーサルビア、サルビアファリナケア 季語 夏。シソ科。
サルビアには、一般的な紅の他多種多様な色や形があることがやっと判った。さらにセージが同じ仲間 であることも始めた知った。似通っている所のある花がずいぶん撮りだめてあるが、ほとんど この仲間のようだ。
黐(もち)の花。季語 夏。
これは、要黐の花、赤芽黐とも。新緑が赤くなり、垣根などに多い。雌雄異株。我が家の垣根もこの木だが雄だ。
バラ科。
海桐(とべら)の花。季語 夏。
関東以西の海に近いところが多い。
これは宮古島にて。

花海桐潮騒高きホテルの夜



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