2010年本土寺の夏

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白菖蒲そそと花嫁立つごとく 

2010年本土寺

 本土寺は私の好きな吟行地の一つである。  この時期の吟行としては、2007年のやはり6月に来て、小金宿や東漸寺をも吟行した。
 今年は寒い日が何時までも続き植物の開花時期がいつもと違っており、予測が付かない。紫陽花はまだ走りで毬は小さく 堅かった。
 それでも楓の若葉、見頃の花菖蒲、まだ皮を脱ぎきらぬ今年竹など素晴らしい句材に会う事が出来た。
 句会場は昔の俳句仲間に取って頂き、帰りには本日吟行仲間のお姉様の店で遅くまでカラオケ大会。
 相変わらず、俳句上達はお預けとして楽しい1日を過ごした。


   本土寺の楓若葉の眩しさよ

   迷路めく葉脈走る花菖蒲

   雨蛙青き蕾のあぢさゐに



   竹箒持つお地蔵や夕薄暑

   目に見えぬスロープ転ぶ竹落葉

   くるくると回廊過ぎる竹落葉



   鬼やんま来て直角に向き変ふる
10年伊吹嶺9月号遠峰集収載句

   音奔る取水の堰や糸とんばう

   菖蒲田に赤のまま咲く昼下り



   今年竹しつかりと皮付きしまま
10年伊吹嶺9月号遠峰集収載句

   苔庭の石滴りに膨れたり

   瓜漬を買つて参道戻りけり



[了]
吟行2010,06,05


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