薬師池公園の項でお話した、大賀蓮が見頃を迎えている。
今年は天候不順もあって、例年だと7月中旬〜8月下旬とのことであるが8月に入ってやっと開花する蕾が増えてきたそうである。
実は私も知らなくてある方に教えて頂き、8月の第1日曜日が古代蓮を見る日、観蓮会となっているのを知り、あわてて早朝から押しかけたしだいである。
現地到着5時30分。すでに第1駐車場は満杯であったが第2駐車場に入れることができた。
毎年この日に訪れると言う方に聞いたら、午前7時までに大体3000人の人が例年の観蓮会に参加するとのことであった。
メインの行事は、「荷葉酒」と言って、はすの葉に注いだ酒をそのはすの茎を通して飲むものであった。優雅と言えば優雅なのだろうが、運転者としてはもう一口と言うわけにも参らず、味すらピンと来なかった。
園内には、おみやげの屋台やら売店も開いており、ちょっとしたお祭り広場の趣もあり楽しめた。7時半頃になるとますます人も増えカメラを構える場所もなくなり、朝食代わりの山菜うどんを食して引き上げた。
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昭和26年故大賀一郎博士が千葉検見川遺跡から発掘した2000年以上前の3個のハスの実の1個だけが発芽に成功。これを大切に増やしている。
ピンク色の大輪、多弁が大賀ハスの特徴とのこと。
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これが「荷葉酒」もてなしの図である。右手にいるのが市役所の助役や収入役であり、立て札付きで酒を注いでくれていた。市長か市議にでも立候補するのかもね?
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ハス田の一部。全部が古代蓮であるが、常連さんは今年は蕾が少ないと言っていた。
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幼少の頃からの刷り込みの所為だろうが、ピンクの蓮の花は極楽浄土の仏様の花に間違いないような気分になる。
「俳句と写真」夏の蓮も素晴らしいので見てください。 |