薬師池公園の桜

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 今年の桜は早く咲いた割に、その後の天候が花冷え状態となり、長い間楽しむことができた。
 我が家の前の土手の桜も実に綺麗であるが、それに触発されて薬師池公園に車を出してみた。深い山家の桜を 思わせる情景のある公園は、もっと多くの人々に知って欲しいと思った。
   どこまで表現できているか解らないが、ご覧頂きたい。

池に張り出す万朶の桜。ありふれた構図になってしまった。風が吹くと池の甲羅干しの亀に桜が舞い落ちた。
甲羅干す亀に舞ひ散る桜かな(2004,04)
保存されている藁葺き屋であるが、結構趣があった。
もう少ししぶきに光があたっているようすが写っていると思ったのですが、残念。
でも、水車は春ですね〜。
太鼓橋と桜。この橋の近くに、亀の甲羅干し場がある。
三ツ葉つつじです。そこいら中に綺麗に咲いていました。
この公園も実に多くの花や木があります。「日本の四季」のほうで紹介します。
草の王と言う名だそうです。ケシ科の草で、汁は有毒。麻酔、鎮静作用があるそうだ。
季語の花ではありませんが、ケシ、は夏の季語。よく見れば夏っぽい花ですね。



 桜の花は日本人が古来好きな花だけあって、俳句も写真も十分に景色を切り取られている。それだけに、私などには 大変難しい素材であることを十分に知らされた。


撮影吟行日2004,04,05



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