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一宮神社は私が当地に引っ越してきた、平成26年以前から平成の大修理が始まっていたが、29年４月13日に遷座、14日に
神へ供え物をする儀式、奉幣式が行われ、完了となった。 この日は例年より遅れていた桜も満開で、黒漆塗りの権現造りの本殿は誠に眩しかった。 |
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供え物を入れた輿を神官が担ぎ、宮司、巫女、稚児の列が続いた。 塗り替えられた本殿に入ると、前日の遷座式と同じように、神様のお出ましを促す警蹕が長々と響き渡り式が始まった。 もちろん我々は中には入れず、外で頭を下げ畏まっていた。 |
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春宵や警蹕響く一宮 のどけしや奉幣式の 花の片舞ふ神殿の黒漆 |
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空はあくまでも碧く、杜の大樹は萌える新樹にすがすがしい。 玉前神社とこの町の弥栄を祈願して、かってな式典参加を終えた。 |