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後楽園 初夏（東京都文京区）
初夏や木洩れ日辿る後楽園
毎月数回は来る後楽園であるが、最近はあまり庭園を散歩せずに句会に臨むことが多かった。
以前の来園は春、夏
そして秋と
図書室にあるが久し振りに歩いてみた。
カメラは用意していなかったので、携帯付属のカメラである。同じ処で上手な俳人は何度でも新しい感動を得て、俳句
をものしているが、その練習のつもりである。
また、次回に来たときに感動見つけをして増やすつもりだ。
目鼻欠く狛へ舞くる黒揚羽
夏めくや白き礎石の西行堂
０９伊吹嶺誌８月「山彦集」入選
西行堂跡の日まみれ蟻の道
夏落葉覆ふ池面へ鯉の口
絶叫マシンの声被りくる五月風
蒼空へ楓の花のほの紅し