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大宮八幡 重陽の節句(東京都杉並区)



被綿や作務衣の袖に菊の香を

大宮八幡 菊の節句

 昨年七夕祭で訪れた大宮八幡であるが、この神社は重陽の節句も盛大に行われ、このときの行事の一つである、菊の被綿も展示されるとの ことで、参拝させて頂いた。
 三月の東北大震災の復興祈願の祀りも同時に開催されているようであった。
 重陽は陰暦の九月九日、陽の数である九が重なることをめでたしとする節句で、菊の節句とも言われる。又、菊の花の上に綿を置いて一晩 露が降り香りのしみ込んだ、その綿で身体を撫でると老いを拭い去るとされていた。
   重陽の神鶏綿のごと真白

   稲荷社の赤き幟や風の色

   禰宜若し菊の節句の大欠伸

   さやけしや重陽祝ふ巫女の舞



   園児の声届く神座実菩提樹

   神輿庫の窓のガラスに秋の空

   少女らの弓引く音や秋の昼

   秋暑し大小十の力石

 最後の写真は角川源義氏の幻戯山房の庭の女郎花である。今回も寄らせて頂き、野性味溢れるお庭を拝見した。

[了]
吟行2011,09,09
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