神代植物公園の桜
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深大寺桜は染井吉野などより色が濃い
(2004,03,30)
3月30日の桜
昨年は4月の第一週が見頃だったと思うが、今年はさらに早く、神代植物公園の桜はすでに満開であった。
深大寺桜の名前は聞いていたが、今回初見参。色と形の良い桜であった。本名は神代曙となっていた。
白木蓮はすでに錆色を来していたが、紫木蓮やいろいろな種類の花桃が素晴らしかった。素晴らしすぎて、 逆に俳句がうまく拾えなかった。
しかし、偶然にも「未来図」主宰の鍵和田柚子先生にお会いできたことは、まだ俳句を続けろとの天の声かも 知れない。頑張ろうと思う。
万朶の桜。染井吉野。
神代曙の枝。
横浜緋桜。桃と間違えそう。
流れに乗る花筏。
桜以外にも植物公園には、沢山咲いている。その2,3例を紹介したい。
枝垂れの花桃。実は成らない。逆に箒を立てたような木もある。
オオバクロモジの花。クロモジは爪楊枝を作る木だ。
クロフネツツジ。三ツ葉つつじに似ていた。ゲンカイツツジというのも咲いていた。
チューリップ。壮観であった。
本日の神代植物公園は花曇りの空であったが、満開の桜を堪能できた。マタ、クロモジの花とか、日本の四季で ご案内するタンチョウ草など珍しい花も見られた。
2時からは深大寺蕎麦を啜りつつ、真剣にかつ和気藹々に句会を開いた。終わって外に出ると、ポツポツと花の雨 が落ちてきた。句友ともう少し話したくもあったが、雨に急きたてられて家路に急いだ。
鳶の空花の御山は光りけり
最終吟行日2004,03,30
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