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白子神社

秋日燦白子神社の大鳥居




 新聞に白子神社の曼珠沙華がまだまだ見られるとの記事を見て、久々に天気も良いことから車を転がす事とした。
 白子は九十九里浜を少し北に走った場所にある。小さな温泉町で、河津桜はなかなかのもので、何度か訪れていたが、白子神社は ここの産土神だと寄る事もなかった。
 1048年に大国主大神を祀ったのが始まりだそうで、白色の玄武(白い亀に乗った白い蛇)が九十九里の東方沖に出現。それで 白子と命名されたとのこと。また玄武は北極星の事でもあり、鳥居正面から本殿を仰ぐと、その真上に北極星があるそうだ。
 曼珠沙華は日向の分は大分倒れていたが、来年は早めに来てみたい。
秋の日の差して静まる力石
23年伊吹嶺誌1月号遠峰集


うすら寒大あまびえの陶光り
23年伊吹嶺誌1月号遠峰集
 境内には右から52貫の縁結びの石、25貫の女石で、美人になる石、41貫の終始一貫心を込めて祈願する石があった。撫でれば 良いそうだ。その他に疫病退散のあまえび、周囲4bもある、乳銀杏のご神木もあった。
 本殿の横から裏手の二つの末社に掛けて彼岸花の園が広がっていたが、少し参詣が遅すぎた。
 末社は八幡神社と面足神社。面足は何と読むのか解らなかったが、我が家の隣村にもあり、一度参拝せねばと思っていた社だ。
 添え書きにイケメンさまとあり、「おもたる」と仮名が振ってあった。顔が十分足りて美しいとの意味らしく。面足の尊とは、イザ ナミ、イザナギの孫に当たる神様とネットから教えて貰った。九十九里浜沿岸の地域、茨城方面にまで、この面足神社は沢山あるらし い。他の地域にもあるのだろうか?この地方に集中しているのは何故なのか不思議だ。
 面足てふ末社を囲む曼珠沙華


 遠路来て日蔭に残る彼岸花
燃えさしのやうや倒れし彼岸花


空真青神社に育つ曼珠沙華
吟行日2022年10月1日
          追補2023年2月26日
            この項了


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