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川施餓鬼(東京都江東区)

流灯会始むる川や雲迅し
7月25日、深川の小名木川高橋で川施餓鬼が行われた。
私の友人がこの門前仲町に住んでおり、歴史好きでもあるため、このような由緒ある行事は必ず見つけて連絡
してくれるのだ。
今回もお陰様で夕立に遭うこともなく、最初から終わりまで見ることが出来た。
川施餓鬼とは、水難者や身寄りのない死者の霊を鎮めるために行われる祀りであり、小名木川の施餓鬼は特に関東大震災の
罹災者、東京大空襲の被災者を供養するのが大きな目的で、参加者の家族で亡くなった方の御霊送りも精精霊船追つて漂ふ灯の数多霊流しとして
行われるとのことであった。
夜7時を過ぎる頃、当地の僧侶大勢の読経で始まり、舟に満載された灯籠が静かに点灯され流され始めた。
川施餓鬼大位牌立て始まりぬ
川風に読経高まる施餓鬼の夜
掌を添へて灯籠下ろす川施餓鬼
橋潜る舟にはためく施餓鬼幡
流灯の一つ離れて傾ぎをり
舟波の流灯岸に打ち付ける
川施餓鬼終へし水面やネオンの灯
蕉翁も棲みし川辺や流灯会
近くには前に2度ほどお邪魔した、美味しい焼き鳥屋があるのだが、すでに満杯で入ることが出来なかった。それでも
少し離れた場所に飲み屋を見つけ一安心。美味しい酒を飲むほどに帰れなくなり、友人の家に一夜の宿を借りることと
なってしまった。奥様には「マイドー」でお世話を掛けました。