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文化の日の港の見える丘公園

文化の日雲高く湧く港町
一昨年も初冬にここを訪れたが、やはり文化の日であった。偶然ではあるが今回の吟行も文化の日に当たった。
横浜はこの外人墓地のある、山手地区を初め文明開化のご当地だけに、どこを歩いてもそんな匂いが漂っている。
久し振りにJR石川町駅からブラフ18番館、渋谷南平台から移築した外交官の家のある、イタリア山庭園を見て、
カトリック山手教会、ベーリックホール、エリスマン邸を経て外人墓地へ。始めて外人墓地の内部に入ることができた。
宗派により十字架の形が違ったり、宗派により区域が別れていたり、普段は解らぬ事も感じることが出来た。
最後は港の見える丘公園内の戦前の英国総領事館公邸であった、イギリス館で句会を開き解散した。
フランス山を下り中華街に向かったことは言う迄もない事である。
街の木々錦秋となる朝かな
秋明菊の陰に静寂のありにけり
外交官の家(や)の米国風や空高し
黒鉄黐の鈴なりとなる異人館
横浜や枯葉を落とすプラタナス
11年伊吹嶺2月号遠峰集収載句
昼の日を透かす瓦斯灯秋澄めり
蛤に為れぬ雀やマリアの前
秋澄むや外つ国の船笛鳴らす
秋蝶の縺れ落ちたり異人墓地
海に向く異人の墓地や薄紅葉
接ぎ多き異人の墓や小鳥来る
11年伊吹嶺3月号遠峰集収載句
耶蘇墓に崩れしままやくわりんの実
耶蘇墓の丘にあまねし秋日差