いぬなづな。
路傍に一般に生えている。ぺんぺん草の薺の花は春の季語なので春に分類。花は似てはいるが、色が
白ではなく黄色である。路傍の同じ黄色の花でも蒲公英、菜の花から始まってよく見ると違った花が沢山あるのに驚く。
俳句を始めたお陰で、町中を歩いていても楽しい。
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甘菜、ムギグワイ、山くわい。季語 春としている本もある。
ユリ科の多年草で球茎は食用で滋養強壮剤ともなるようだ。これは、オオアマナで
毒草だそうだ。青い萼が見えるのがこれ。鳥が運んできたのか、
我が庭に発見した。
坪庭に鳥運び来し甘菜かな
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蔓日日草。晩春から夏にかけて見かける。キョウチクトウ科。
日日草は晩夏から秋遅くまで咲き、季語は夏だ。ヨーロッパ原産の鑑賞花。
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小金鳳華(こきんぽうげ)、蛙(ひき)の傘。季語 春。
田の畦などに見かける。有毒植物だそうだ。
馬の足形との違いは茎に毛がない。
雨降らぬ畦に明るし蛙の傘
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リラの花、ライラック。季語 春。
リラの咲く頃のうすら寒をリラ冷えと言う。
リラ冷えや血圧計の高振りぬ
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丹頂草。季語 春。
直径5ミリほどの小さな花がびっしり付く。鎌倉円覚寺松嶺院にて。
花の咲きたては、ヒトリシズカに似ている。丹頂鶴のようでもある。
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苧環(おだまき)。季語 春。
これは深山苧環。栽培種にはいろんな色がある。一番好きな色だ。
鎌倉円覚寺松嶺院にて。
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紫華鬘、けまん、華鬘草。 季語 春。
鯛釣草が華鬘草だが、この路傍に咲く花も華鬘草とも呼ぶようだ。
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群雀(むれすずめ)。季語 春。
マメ科の金雀枝(えにしだ)に似た花を付ける。花は最初黄色で後赤みがかかる。
枝には長い棘がある。我が家の庭木。親が生前に植えたものだろうが、名前を初めて知った。
なおえにしだは季語夏。
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ウンナンハギ。
雲南萩と書くのだろうか?何を見ても出ていないので解らないが、鎌倉円覚寺松嶺院にはこんな
札が下がっていた。2メートルほどの灌木である。
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