秋
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終戦の日、8月の太陽はギラギラとして、疎開地の庭には、南瓜や甘藷が植わっていた。
境界にカンナが燃えるように咲いていた。
汐の香や鄙びし駅の花カンナ
光晴
伊吹嶺 遠峰集18−12収載
木槿(むくげ)、はちす、来蓮きはちす、花木槿とも。朝顔と同様に秋の季語なのですね。
一日で散る短命の花です。
写真のように、白で真ん中が赤い木槿を底紅と俳句では使います。
芙蓉の種類は結構多いようだ。色も紅、ピンク、白、絞りなど豊富だし、時間の経過でしだいに赤が増す、酔芙蓉などもある。 我が家の近所は大変芙蓉が多い。近所の奥さんに種類を聞いたら、西洋芙蓉とのこと。いろいろあるようだ。本当のところ、 この芙蓉の名も解らない。(伊吹集11月号収載句)
頑丈な蔓でしつこい雑草ですが、根は葛根湯の原料で漢方薬になる。
葛切りはお菓子や、鍋の具に美味しい。
秋の七草の一つ。
寺家ふるさと村の近くの縄文後期の 古墳跡です。この丘陵の下に鶴見川がある。
古墳の周りは開発され、新しい住宅ばかり。
皇居前の大通りです。
いちょうは、公孫樹とも銀杏とも表しますが、
どちらも見るだけで素敵な漢字表記です。
同じく皇居のお堀です。
何時来ても句の拾える場所です。
尾花、すすきです。
枯尾花、枯薄となると冬の季語です。
秋の七草の一つ。「その三」にも画像があります。
敗荷=やれはす、と読みます。
枯蓮は冬、蓮は夏の季語となります。
東京町田市の薬師池公園にて
曼珠沙華、死人花、狐花捨子花、幽霊花など、あまり気持ちの良い名前では呼ばれませんが、群生する様はなかなか美しい。白もあります。
「その二」にも画像があります。
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