川越十句
11月も押し詰まった28日川越吟行句会が開催された。
今年は川越祭も吟行することが出来、今回も黄落激しい蓮馨寺など楽しんできた。
句会があったため、蔵町通りの一角を往復したに過ぎないが、今回はカメラを持参しなかったので、以下に幾つかの
拾えた俳句を記すに止める。
切りもなく欅大樹の黄落す
紅葉敷く堂に真赤きおびんづる
時雨るるや人力車夫の声高し
雪ばんば空に尖るる時の鐘
柿たわわ蔵町裏に迷ひこむ
黄落や蔵改造の喫茶店
金物屋湯湯婆軒に吊し売る
時雨るるや江戸小物屋の天狗面
枯葉枯葉樹上も下もその間も
枯れてなほ風船かづら爆ぜもせず
’07伊吹嶺3月号「伊吹集」収載
傘を差すほどにまでは降られなかったが時雨模様の川越も風情のあるものであった。
吟行日2006年11月28日
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