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 料亭の高き築地や白蝶来

 花なづな検番過ぐる昼の猫  

平成二四年伊吹嶺誌七月号遠峰集収載

 日の落ちる頃にはぼんぼりに灯も点り、一段と花見人も増えてきたが、主宰始め遠来の方々をお送り して、幹事数人と神谷バーでご苦労さん会。腹もいっぱいのこととて、喧噪の浅草を後にした。

 春の水浚渫船にかげろへり

 おほどかに向きを変へけり花見舟  

[了]
吟行2012,4,4

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