写真は写真の上でクリックすれば大きくなります。
戻るボタンで元に戻ります。
白山界隈(植物園とお七の墓)

白山下交差点そばの圓乗寺参道の路地
八百屋お七の墓
いつもの吟行仲間と小石川植物園に行ってみようと言うことになり、近くの八百屋お七にも参詣
して行くこととした。
お七の火事と振袖火事を混同してしまうが、まったく別物である。振袖火事は江戸城の天守閣まで
焼いてしまった、明暦(1657)の大火であり、お七が起こしたといわれる火事は1682年の
ことである。人形浄瑠璃などでは、火の見櫓に登って半鐘を鳴らしただけとの解釈もあるようだが
ともに大罪であり、正直な申告の故に処刑されたことは事実のようである。興味ある方はインター
ネットを検索すればいっぱい書き込まれている。
小さなお寺ではあるが、お七地蔵やお七の墓には沢山の千羽鶴や花が活けられていた。
秋霖やお七地蔵に千羽鶴
小紫お七を祀る小さき寺
朱をきはむお七の墓の鶏頭花
小石川植物園
この植物園は東京大学の付属である。もとは江戸幕府の小石川御薬園である。また山本周五郎の
「赤ひげ診療讃」や黒沢、三船の映画「赤ひげ」のモデルとなった養生所跡でもある。現在は
井戸しか残っていない。
今回は入園時まで小雨が降っていたり、ちょうど花の端境期で写真的には少し残念な天気であった。
それでも何種かの花が咲いていたので、左は「突抜忍冬」で5月から10月までの長い花期。
下は「紫苑」で枯れ始め。「身近な花々」にも少し載せることが出来た。
今度は春にでも来てみたいと思っている。
木隠れに藪山査子の実の赤し
赤ひげの養生所跡草は実に
2008伊吹嶺1月号「伊吹集」収載
恐竜の背骨に似たる破芭蕉
秋雨に濡れゐる猫や薬草園