秋の花 5
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蔓人参、じいそぶ。
キキョウ科 初秋の山野草。
名前は根が朝鮮人参に似る。また、じいそぶは爺のそばかすの意。
蔓は切ると異臭があり、白い乳液が出るそうだ。寺家ふるさと村にて。
ぢいそぶは爺の雀斑秋うらら
水玉草。
アカバナ科 初秋の山野。
花は小さな白または淡紅色とのこと。細かい毛の付いた果実に露がつくと、きれいな水玉に見える。
がまずみの実
スイカズラ科 季語 秋。
初夏の白い花は白雲がたなびくようであるが、秋の赤い実も近くで見ると綺麗だ。霜の降りる頃には甘酸っぱくなり 食べられるそうだ。若葉も食用だと書いてあった。町田薬師池公園。
天人草。
シソ科。季語には見当たらない。
名前の由来もはっきりしない。町田薬師池公園万葉植物苑にて。
霜柱(しもばしら)。
シソ科。季語にはない。
花が霜柱に似ているからと思ったら、冬枯れた茎から出る水分が氷の柱を形作ることからの名だそうだ。 町田薬師池公園万葉植物苑にて。
黄釣船草、法螺貝草。
釣船草の近縁種。季語 秋。
水垂るる幽かな音や黄釣船
松風草。
ミカン科。季語には見当たらない。
葉は 3 回 3 出羽状複葉で目立たない花だ。葉を揉むと強い臭いがあるそうで、紙魚よけの防虫剤に利用するらしい。
枸杞(くこ)。
季語 枸杞の実で秋。
9月に花が咲くのだが、枸杞は若芽を摘んで食用にするそうで春の季語だそうだ。枸杞飯、枸杞茶、枸杞摘む。
我が家の前で発見したのだが、毎年実がならないので不明であったが、万葉植物苑に同じ花を見つけた。
野竹。
セリ科。季語にはないようだ。
猪独活に似た形だが独活の花は夏で白い。HPの仲間に詳しい方がいて、教えて頂いた。
本当に詳しい方でツルニンジンを教えて貰ったのもこの方だ。
烏瓜。
季語 秋。
夕日の烏瓜も素敵だが、青空に残る烏瓜もきれいだ。
枯れ際の色を濃くせりからす瓜
利行小波
ムーの伊吹嶺歳時記より
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