新年、春の花 5

写真の上でクリックすると画像が大きくなります。戻るボタンで戻ります。

柊南天の花唐南天の花。メギ科。 季語 花の歳時記では晩春。
江戸時代に中国から渡来。後楽園にて。
木五倍子キブシ科。 季語 花の歳時記に仲春。
後楽園にて。


 遠雉子洩れくる里や花木五倍子
ベニデマリ コバノサンタンカ アカネ科
沖縄地方の花。3月〜11月まで咲く。石垣島にて。
白木蓮
紫木蓮や辛夷に先立って大型の純白の花を開く。木蓮が咲けば、桜の開花も間近だ。


 青空の色薄めたり白木蓮
十二年伊吹嶺誌七月号遠峰集収載
仏の座 三界草、宝蓋草(さんがいくさ)
一つの花も可愛くて変わった形だが、群生も見応えがある雑草だ。
東北の震災跡を訪問したとき、まだ残土は其処此処にあった。

 みちのくの残土覆へり仏の座
17年伊吹嶺誌6月号遠峰集収載
寒菅 カヤツリグサ科
我が家の庭で今年始めて発見した。花が下の一人静に似ているので、何かと思って調べて見た。これは何で生えてきたのか 解らないが、小鳥がいろんな物を持ってくる。
ユスラウメかと思っていた苗は、今年花を付け、ユキヤナギと判明した。
一人静 センリョウ科
葉が出そろうとこんな葉 となる


 閑かさや一人静の群れて咲く
碇草 目木科
父が好きだった草で、我が家の庭の草木であったが、近頃は芽を出さなくなったようだ。


 黄ばみ濃き父の歌稿や碇草
ムスカリ 百合科
百合の雰囲気は全くないが、可愛い花だ。我が家の庭に咲く。



 次へ

 前へ

 夏へ

 秋へ

 冬へ 

 ムーの植物図鑑(索引)へ

 新俳句とカメラで綴るムーの歳時記へ