写真は写真の上でクリックすれば大きくなります。
戻るボタンで元に戻ります。
前へ


 急告ぐる囃子に氣負ふ寒禊
12年伊吹嶺5月号遠峰集収載句
 売店の甘酒凍てし手にやさし


 神馬がいた。「あかり」というポニーで真っ黒であったが、子供であり白馬になるのだそうだ。大事に キルティングに包まれていた。

 神馬なるポニーの着こむキルティング

 赤色の小さき手袋ポニー撫づ


 本堂の裏手には銭形平次の碑や「四合目からの俳句」の阿部氏の句碑、小唄塚などもあり楽しめた。
 さらに横手には歴史的民家の神田の家もあるようだがこの日は開館日ではなかった。
 俳句は詠むのに難しい行事ではあったが、江戸の名残の風物として残さねばならないだろう。 

 明神に平次の碑とや花八手

 北風や明神裏の小唄塚

[了]
吟行2012,1,14

頭へ
「新々私の吟行地二」の目次へ
「新新私の吟行地」目次へ
新「俳句とカメラで綴るムーさんの歳時記」へ
俳句とカメラで綴るムーさんの歳時記(トップ)へ